フラメンコ舞踊家。国境なきフラメンコを目指し、日々奮闘中。
by gordita0701
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常識をくつがえせ!
今年からバルセロナのとあるダンススタジオのフラメンコ講師に就任した。
今日はバットコンディションのまま、その初日を迎えた。
コルドベスの時と一緒、オーナーの覚悟と気持ちに答えたい、
日本人の私を講師として迎えてくれるオーナーに感謝の意を表し、頑張らねば!
とすごいプレッシャーの中、頑張った。
実は、去年、それが決まった時、やはり生徒から文句がでた。
なんでスペインでわざわざ日本人講師にならうのか?という内容。
そりゃそうです、でも、逆に聞きますけど、なんでスペイン人がいいんですか?
とは聞けなかった、私。。。
だから、まずはオレの踊りっこ見てけで、ってことで、
スタジオコンサートに出演した。
その後、文句はなくなった、らしい。(?)(※関係者による)
自分の中での、スペインでフラメンコ講師はスペイン人でなくてはいけないという
自分の中での常識をとりあえずやぶった、本日。
吐きそうがまだ続いている。。。。。
踊るより緊張するぜ!
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by gordita0701
| 2016-01-19 08:09
恐れとの戦い
私は日本人だから、
日本で受けてきた教育通りに、スペインで生きてきた。
でも、それではここではやっていけない。
外国人である自分の存在で出しゃばってはいけない、と思ってた。
でも、スペイン人からも見て、覚悟を決めた人と決めてない人はわかるんだね。。
無理矢理自分のレベルより高いスペイン語のクラスを申し込み、
スペイン語能力をあげ、コミュニケーション能力を高め、
自分の中の「恐れ」を取り除き、
「オレはやれる、オレはやれる〜〜〜〜オレ!」と呪文の様に唱え(笑)
今まで絶対行かなかったフラメンコのクラスも受けまくって知り合いを作り、
とにかく、「自分の中の孤独」をなるべく排除し、
少しだけ面の皮を厚くする事に成功した。今回。
ようするに、
できます、やります、なんでもやります、一緒にやりましょうよ、
って、自分を売り込む事が出来る様になった。今更なんですが。
遅すぎる!としかられるかもしれませんが、
やはり日本式システムで生きてきたので、自分から。。。というのが
自信がなかったのと、恐れがあって出来なかった。
でも、ここにしっかり根ざし、コミュニケーションもしっかりし、
ここの土地を愛する事で、ここの人たちとも心を許しあう事が出来るのですね。
少し前には、私自信が差別者であった。
フラメンコはアンダルシアだ、って。
でも、スペインに飛び込んだ自分が差別者だったら、
私が差別されるのは当たり前。
フラメンコ好きの人間が、どこ出身だっていいじゃない!
あなたがあなたでいる事が最高のオレー!
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by gordita0701
| 2015-12-21 07:48
アギラール・デ・ヘレスとの思い出
未だに、信じられないというか、
ピンときていないのだけれども
アルバロが亡くなったという知らせが来て
もう何週間だろうか。。。
本当にアルバロにはお世話になっていて
結構深いことも話せたし、
良き父親みたいな、そんな感覚で
お付き合いさせていただいていました。
アルバロは、
最初のリサイタルで歌ってくれたのだけども、
本気でやって欲しいと訳の分からない事を何度も何度も言って
私も本気だから、実力はないけど、本気で歌って欲しい、
流さないで欲しい、と
つたないスペイン語で訴え、
後から、同じ舞踊団だった友人に、
あんなに凄いアルバロを見た事が無い、って
言われた、これが始まり。
そして、被災地での学校訪問でも、
子供たちのためなら、
金はいらない。
と何度も岩手まで来て下さいました。
土地のお土産も一杯買って東京に帰って行きました。
そして最後の最後に
10月の発表会で
これが最後なんって想像もせずに
アルバロと一緒に舞台袖にはけとき、
Kayoko!Olé tu huevos !
男じゃないから、Huevosはありませんが、
あんたの度胸と力強さ!みたいな、
ぼそっと言われたのが最後でした。
アルバロの魂は
スペインの彼の土地に今はいることでしょう。
お疲れさまでした。
そして、グラシアス、
Nunca te olvidarémos.......
Aguilar de Jerez
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by gordita0701
| 2015-12-04 05:58
スペイン人ウォッチ!
スペイン人ってのは、おもろい。
土地によって、性格が違うな〜と本当に思う。
まず、色んな土地のフラメンコアーティストと付き合って来たが、
カタルーニャ人は、絶対におごらない。
ケチってのは本当。
まず、家にも呼ばない。
仲良くなるのに、7、8年はかかる。
でも、一旦仲良くなり、同士とみなすと、墓場まで親切にしてくれる。
アンダルシアのアーティストは、
まずフレンドリー。おごってくれる。
家に呼んでくれる。
凄く親切。
でも、裏での噂ばなしや悪口大会では、アンダルシアチームは優勝だろうな〜。
ほんと、すごい・・
コルドベスで踊ってたとき、
店の女の子が私に密告したんだけど、
「カヨコ、セビージャの踊り手のS、カヨコの衣装を床に敷いて昼寝してたよ」って。笑
壮絶でしょ。
でも、みんなの前では親切で、しかも、最後の方はめっちゃ仲良しになったけど(笑)
あ〜面白いな〜人物観察!(笑)
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by gordita0701
| 2015-11-28 02:25
私は、私のメッセンジャーなだけ。
私は、たまたまスペインの伝統芸能に憧れた。
でも、自分の生まれた土地にある伝統芸能に
こんなに影響を受けていたんだなー、と再認識した、ビデオ。
私は宇宙との繋がりを求めているのかもしれない。。。
小さい頃から、なぜ、自分は生まれたのだろう?
誰の指令で、中田佳代子となったのだろう?
私は、どこからやってきたのだろう?
この疑問に自問自答できなくて、困っていた。
大人になってから、そんなことは考える暇もなく、
ただただ突っ走って来た。
フラメンコで感動するくらい、田舎の伝統芸能にも感動を覚える。
私は特別な場所で生まれたんだ。。。。
この前、スペイン人に囲まれて一人、
異国人として、仕事の舞台にたったとき
「折れない心」を持てたのは、
「なんだってできるぞ、イワテパワーfeat.誇り」
みたいなものだった。
#
by gordita0701
| 2015-11-17 17:00
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