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フラメンコ舞踊家。国境なきフラメンコを目指し、日々奮闘中。


by gordita0701

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音楽は国境を越えるー韓国編ー

こんなに素晴らしいものを1日にして堪能できるなんて
さすがコンテンポラリーの聖地、バルセロナ。
書かずにはいられない。

昼間はCarmen Amayaの噴水の前で、ロシオ・モリーナがおどる
野外なので、観光客も集まってビックリしながら見ていた。
バルセロナは、市をあげて
CARMEN AMAYA100周年イベントを行っているが、
今日のROCIOにはまた度肝を抜かされた。
パフォーマンスしている最中に、
突然生イワシを口にくわえたとき
妙に納得した。
おそれ0%だわ。

つぎ夜の部
ラファエル・エステベス、バレリアーノ・パニョス、サンドラ・カラスコ。
こちらも身体はりながら、自分たちが楽しんでいる。
この回の度肝。
まさか、サンドラの裸(後ろ姿ですが)をみることになるとは!!!
カンタオーラだよ、サンドラは。
本当にこのトリオは素晴らしかった。
一瞬も見逃さずににはいられなかった。

そして、私的に今日の一番の感動。
韓国伝統音楽とフラメンコの融合。
やられた~って感じ。
曲のアレンジ、舞台構成、この異質の二つが自然に融合。
私も日本民謡と融合させていただいたが、
韓国、やるでないか。

あの韓国人の女性の歌い手の
コラヘといったら、ただもんでなかった。
すみません、って思わずいっちゃいそうな、
韓国の強い女性の、
何かに対しての怒り。

はまった。
この融合は、国境をらくらく越えていた。
私は、大声でブラボーを繰り返したよ。
まわりは、私が韓国人と思ったに違いない。
芸術に国も人種も関係ない。

亭主元気で留守がいいとは、このことだ。
ご飯作らないで一日中、フラメンコ三昧できるんですもの。

最後は地元ドゥケンデチーム。
いつも通り素晴らしく、カリスマだった。

ただ、今日の最後の締めがありえなかった。
なんと、電車で知らないモロッコの男にからまれた。
何人かしつこく聞かれ、
無視してもしつこいので、
セビージャのトゥリアーナ(だって、私いつもこう答えるし。。。)
っていったら、何ふざけてんだ、
どうみても中国人だというので、
いや、Trianera(トリアーナ出身)だ、と答えると、

今度は
イスラム教は、女性は胸もお尻もださない、
隠さなくてはいけないのだ、
あの子達を見ろよ、
ちゃんと隠してる、それは夫に対する尊敬からそうしなくてはいけない。
と、くだをまく。
酔っ払いじゃないのがますますたちが悪い。

そんな異国籍2人の会話に、スペイン人達は大注目。
このモロッコ人、彼女か奥さんにそうとう嫌な目にあったのかしら?と想像。
とにかく、女性は隠せ!としつこい。
そしてお前はセビージャで生まれのか?どう見ても中国人だ、ともしつこい。

「あのね、今日の私は、胸もお尻もだしてない!世直ししたかったら、そうゆう女性を見た
そのときダイレクトに言えばいいじゃんか、しかも、私たちはラテンの国、スペインにいるんだよ!」
と半分切れたら、そこで降りる駅についた。
も~~~~~

せっかく久しぶりにフラメンコいりびたり週間の今日は最高の1日だったのに、
おちはこれか!!(怒)

夜のバルセロナの地下鉄の一人歩きは気をつけましょう。
by gordita0701 | 2013-05-26 10:16

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